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まめさと突き詰めた
分析力で、
大企業の数ある
サービスの一つに光を
株式会社NTTドコモ プラットフォームビジネス推進部
ビジネス推進 ビジネス企画担当
笹田様・高橋様

http://dmt.docomokouza.jp/
http://docomokouza.jp/

携帯電話サービス最大手のNTTドコモ。
同社が2013年に国内の携帯キャリア会社で唯一となる、バーチャルな金融口座サービス『ドコモ口座』を開始しました。クレジットカード会社や通販会社、海外金融機関など、通信を超えたさまざまな事業者を巻き込むこのサービスは、大きな可能性を秘めながらも、大企業ならではの課題も抱えていました。Shiftと取引開始から2年。現場ではどのような変化を感じているのかをうかがいました(取材・文 湊屋涼子)。

『ドコモ口座』のサービスの特徴を教えてください。

高橋さん(以下高橋):ドコモ口座とは、携帯内に持てるバーチャルなお財布です。コンビニなどで入金もできますが、当社のキャンペーンで付与される特典の受け取り先として使用している方が多いです。たとえば、キャンペーン時には対象端末を購入すると数千円分のキャッシュバックをドコモ口座で受け取れ、ポイントとしてではなく、そのまま現金として使うことができるので、利用者のメリットが大きいです。この口座のお金を使って、VISA加盟店(通販のみ)で買い物ができるほか、当社が提供するアフィリエイトサービス『キャッシュゲットモール』経由で買い物をすると、購入金額の数%が現金でキャッシュバックされるなど、利便性だけでなく、おトク感もあるサービスです。

笹田さん(以下笹田):そのドコモ口座を使って、海外の銀行や街中にあるキャッシュピックアップに送金できるのが私の担当する海外送金サービスです。銀行に出向いたり、送金業者の書類を記入することなく、スマホから41カ国に送金が可能です。

どのような課題を抱えていましたか。

高橋:当社が提供するサービスは非常に多岐にわたっているため、会社全体から見ると『ドコモ口座』は残念ながらまだまだ認知度が低い。人員も予算も限られていますから、費用対効果が厳密に計れるリスティング広告には大きな期待を寄せていました。ところが、大手広告代理店からするとリスティングは細かく煩雑な業務なのでしょうか。これまで数社とお付き合いをさせていただきましたが、我々の予算の範囲では、希望する細やかさで対応してくれる会社とは出会えませんでした。

笹田:私は以前、ユーザーが自然に増える人気のサービスを担当していたので、WEB施策の工夫はそこまで気にならなかったのですが、海外送金サービスはまだまだこれからの新規事業。ターゲットをどこに設定するか、外国人なのか、留学生のお子さんを持つ日本人なのかから、ディスカッションを重ね、ニーズを気づかせるために戦略的に広告を練る必要がありました。

Shiftに依頼したきっかけはなんでしたか?

高橋:「リスティング広告でいい会社を知らないか」ととある取引先に相談したところ、「契約するならここしかない」「めちゃくちゃいいから」という触れ込みで紹介されたのがShiftでした。これまで取引した会社に共通していたのは、契約が開始するとその後のコンタクトは月一回の数字周りの報告のみだったこと。ところが、Shiftはこまめに連絡をくれるし、提案も多い。こんなにやってくれる会社があるんだと衝撃を受けました。それで、海外送金サービスにもShiftを紹介したのです。

笹田:初めて月次の総評メールをもらったときは、その長さと細かさにビックリしました。あまりに細かく分析されていたので、これは顔を合わせて話をしたほうが早いと全部読み終える前にミーティング依頼のメールを送りました。

Shiftに依頼して得られた変化を教えてください。

高橋:顧客一人を獲得するための単価が2分の1まで下がりました。Shiftと取引開催前から比べると4〜5分の1と大幅なコスト削減ができています。

笹田:海外送金サービスの方はまだ模索中ですね。ここ数ヶ月は試験的にリスティングの予算を減らし、フィジカルの予算を増やしたのですが、見事にその月から減らした分だけ成約数も減ってしまいました。ただ、このことによりリスティング広告に支えられていた売上に気づけたのは収穫でした。Shiftからは広告戦略だけでなく、ページの改善も一緒に考えたいと提案をもらっており、心強く感じています。

高橋:最適化といえば、これまで見直しは月1回が基本でしたが、Shiftは月次中でもどんどん見直しが入ります。営業からだけでなく、運用担当からも「反応が落ちてきたから、クリエイティブを変えていいですか」との提案メールが月中何度も送られてくるのはありがたいです。

今後Shiftに期待することは

高橋:早く東京に事務所を出していただいて、もっと密にコミュニケーションをとっていきたいです。今でもメール、電話で連携が取れているので不安があるわけではないのですが、ビジネスパートナーとして、より強力なタッグが組めるとうれしいです。Web広告予算の2割くらいからスタートしましたが、今ではその大半をShiftに依頼しています。そうなると、社内の連絡系統も簡略化され、どこに聞いていいかわからないようなこぼれる案件もとりあえずShiftに相談させてもらえているので、その土台はできていると感じます。

笹田:Webに関する勉強会をもっと開催してほしいですね。これも密なコミュニケーションの一つなのでしょうが、普段はメール・電話だけのやりとりだった運用担当の方とも顔を合わせていれば、いっそう安心感も増すと思います。