【Meta広告】フィード連携不要!インスタントエクスペリエンスで成果を出す方法

「Meta広告で、商品フィードを使ったダイナミック広告を配信したいけど、どうしても使えない…」「インスタントエクスペリエンスって何?難しそう…」

そんなお悩みを抱えていませんか?この記事では、フィード連携ができずカタログ配信を諦めていた方へ、インスタントエクスペリエンスの活用方法を解説し、皆さんが抱える悩みを解決します。

 

インスタントエクスペリエンスとは?

インスタントエクスペリエンスは、ユーザーが広告をタップした瞬間に、Metaアプリ内でフルスクリーンで表示されるランディングページです。ウェブサイトへ移動する手間なく、高速で没入感のある体験を提供できるのが最大の特長です。

複数の画像や動画、テキストを自由に組み合わせて、まるでミニウェブサイトのような広告を作成できます。

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広告をクリックした後、サイトに遷移する前にフルクリーンで商品やサービスを表示させることができます。

参考:インスタントエクスペリエンスについて|Meta ビジネスセンター

なぜインスタントエクスペリエンスは成果が出やすいのか?

インスタントエクスペリエンスは、視覚的な訴求が重要な商材において、特に高い効果を発揮します。

ユーザーは、情報収集の過程で多くのサイトやアプリを巡回するため、途中で情報過多に陥り、離脱してしまうことが少なくありません。この広告フォーマットは、そうした課題を解決します。

ウェブサイトに遷移する前に、商品の魅力やブランドの世界観をひとつのページにまとめて、フルスクリーンで伝えることができます。これにより、ユーザーは興味関心を高めた状態で次のアクションへ進むため、コンバージョン率が向上します。

 

おすすめの構成と成果を出すポイント

ここでは、弊社の賃貸マンションの事例をもとに、インスタントエクスペリエンスを効果的に使うための、おすすめの構成をご紹介します。

1. トップでブランドと物件の魅力を伝える

一番上には、ブランドのコンセプトやサービス、物件の魅力が伝わる画像や動画を配置しましょう。特に動画は相性が抜群です。静止画では伝えきれない、部屋の広がりや採光、臨場感を伝えることで、ユーザーの興味を惹きつけます。

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2. スライドショーで物件の理解を深める

動画の下には、スライドショー形式で物件の詳細情報を伝えます。

  • 部屋の間取り図

  • 外観や共用スペースの写真

  • 周辺環境の画像

このように、ユーザーが知りたい情報を網羅的に提示することで、物件への理解を深め、離脱を防ぐことができます。

 

3. 補足情報でコンバージョンを後押しする

さらに、サービスの特長や物件の強みを補足するバナーを配置しましょう。「新生活応援キャンペーン」「仲介手数料無料」など、ユーザーの背中を押す情報を追加することで、次の行動へと促します。

 

当社事例から見るインスタントエクスペリエンスの可能性

当社では、この広告フォーマットを様々な業界で試してきました。

賃貸マンションの広告では、インスタントエクスペリエンス、シングル画像、カルーセルの3種類で検証。その結果、メール完了CPA(顧客獲得単価)は、シングル画像の11.4万円に対して、インスタントエクスペリエンスでは5.5万円にまで抑えられました。

ユーザーがウェブサイトに遷移する前に、物件の外観や内装、間取りといった重要な情報をひとつのページにまとめ、魅力的に伝えることができたのです。

そして、この成功は賃貸業界だけにとどまりません。

  • 旅行サービス: 目的地での体験や現地の美しい景色を見せることで、ツアーへの予約を促す。

  • アパレル: 商品の着用イメージや素材感を動画で魅力的に表現し、購入へとつなげる。

インスタントエクスペリエンスは、視覚的な訴求が成果に直結する業界で特に大きな力を発揮します。正直なところ、業界問わず試す価値ありです。

 

まとめ

インスタントエクスペリエンスは、フィード連携ができないという制約を補って余りある強力な広告フォーマットです。

ユーザーが「もっと楽に、商品の魅力を知りたい」「もっと手軽に、サービスの全体像を把握したい」というニーズに応えることで高い広告効果が得られたのです。

ぜひ、この機会にインスタントエクスペリエンスに挑戦し、広告運用の次のステップに進んでみてください。