【設定必須!】除外キーワードのメリットと選定方法
突然ですが、皆さんは除外キーワードを設定していますか?
除外キーワードは、
自社の商品やサービスに関連性の高いユーザーに効率よく広告を配信するために必要不可欠な要素です。
今回は、重要な要素である除外キーワードについて、ご紹介します。
除外キーワードとは?
キーワードの一種で、特定の語句を含む検索に対して広告が表示されないようにしたい場合に使用します。
ユーザーが、除外キーワードとして登録した語句を検索した場合、広告は表示されません。
メリット
除外キーワードを設定するメリットは以下の2点が挙げられます。
クリック率の向上
除外キーワードを設定することで、商品やサービスに関連性の低いユーザーへの
配信を抑えることができるようになり、より関連性の高いユーザーに効率よく広告を
配信できます。
関連性の高いユーザーに配信されることで、クリック率の向上につながります。
無駄なコストの削減
関連性の低いユーザーのへの配信を抑えることで、
成果につながりにくいクリックの発生を防ぎ、無駄な広告費の消化を減らすことができます。
選定方法
除外キーワードを設定する際は、まず、どんなキーワードで検索されているのかを確認しましょう。
その中から、
・関連性が低く予算を消化している語句
・インフォメーショナルクエリ
・ネガティブワード
を除外していくことをおすすめします。
関連性が低く予算を消化している語句
例えば、高級ホテルの広告を出稿している場合、「安い」という語句で検索したユーザーが、獲得につながる可能性は低いですよね?
検索語句を表示し、費用を降順にしたうえで、順番に関連性の低い語句を除外していくと効率よく設定が進むかもしれません。
また、広告主によって目標は異なるため、
「CV0件で費用を〇〇円以上消化した語句」、「CPA〇〇円以上の語句」など
基準を決めておくと、作業がしやすく、判断にも迷わなくてよいと思います。
インフォメーショナルクエリ
インフォメーショナルクエリとは、情報を集めるための語句です。
「〇〇 意味」「〇〇 設定方法」といったインフォメーショナルクエリは、
獲得につながる可能性が低いため、除外したほうが良い可能性が高いです。
しかし、インフォメーショナルクエリの中でも、獲得につながる可能性のあるクエリもありますので、
除外すべきかしっかり判断したうえで設定するようにしましょう。
ネガティブワード
「会社名 ブラック企業」「商品名 クレーム」などネガティブワードで検索するユーザーは、
マイナスのイメージを持っておりモチベーションが低い可能性が高いため、除外しておくことをおすすめします。
事前に除外キーワードリストを作成しておくと設定の際にスムーズかもしれません。
キーワードリストはツールから作成が可能です。
▼Google広告
▼Yahoo!広告
マッチタイプ
除外キーワードを設定する際にはマッチタイプを指定します。
マッチタイプの種類は下記3点です。
・部分一致
・フレーズ一致
・完全一致
部分一致
意味的な要素を考慮して拡張してくれる通常のキーワードとは違い、除外キーワードでは、拡張されませんので、
類義語、単語の単数形や複数形、表記のゆれや誤字などの関連パターンも除外の対象に追加する必要があります。
そのため、例えば、費用系の語句を除外したい場合は、「費用」に加えて「価格」や「代金」なども設定する必要があります。
フレーズ一致
語句が入れ替わったり、前後に語句が追加された場合は除外の対象になりません。
完全一致
完全に一致するもののみ除外の対象です。
まとめ
除外キーワードは関連性の低い語句を除外できる機能です。
設定することで、クリック率の向上や、無駄なコストの削減が期待できます。
随時キーワードを精査し、除外キーワードを設定することで、より効率の良い配信をしていきましょう。