Googleファインド広告で成果を上げるために押さえておきたい3つのこと
Googleファインド広告は成果が出やすいキャンペーンではあるものの、より効果を発揮するためにも押さえておきたいポイントがあります。今回紹介する3つのポイントを押さえて、ファインド広告を効果的に運用しましょう。
①キーワードごとにカスタムセグメントを作成する
Google サービス(Google.com や YouTube など)上で特定のキーワードを検索したユーザーに対して配信できるのがファインド広告ならではの強みです。そのターゲティングを使用するためにファインド広告を配信する人もいらっしゃるかと思います。
その際、注意してほしいのが「複数のキーワードを1つのカスタムセグメントに追加しない」ことです。1つのカスタムセグメントにまとめてしまうと、キーワードごとの成果を確認することができなくなってしまいます(セグメントごとに成果が表示されるため)。キーワードの成果が確認できないとPDCAを回しにくくなってしまうため、キーワードごとにカスタムセグメントを分けるのをおすすめします。
ただし、配信するキーワードが多い場合は工数がかかってしまうため、カテゴリーごとにカスタムセグメントを分けるのがおすすめです。
②アセットの入稿先の広告を分ける
これまでファインド広告ではアセットごと(画像やテキスト)の成果を見ることはできませんでしたが、アップデートによりアセットごとの成果を見られるようになりました。
ただし、CVアクションごとの数値を確認することはできません。複数のCVアクション(ex.マイクロコンバージョンなど)を設定しており、「最も獲得したいCVアクションはどのアセットから獲得に繋がっているか」を確認したい場合は、アセットの入稿先の広告を分けましょう。
私がファインド広告を入稿するときは、1つの広告に訴求軸を統一した3種類の画像(横向き、縦向き、スクエア)と広告見出し、説明文を1本ずつ追加して、どの訴求軸の成果が良いのかを判断できるようにしています。
③最適化されたターゲティングをオフにする
デフォルトでオンになっている最適化されたターゲティングですが、場合によってはオフにすることをおすすめします。理由として、公式ヘルプに下記の記述があるように、本来配信したかったターゲットに配信されず、最適化されたターゲティングだけで予算を消化してしまう恐れがあるからです。確実に配信したいターゲットがある場合は、オフにすることをおすすめします。(オンにすることでビジネス目標を十分に達成することが見込まれる場合は、その限りではありません。)
「最適化されたターゲティングには、オーディエンス セグメントやキーワード(「ターゲティング シグナル」)などの条件を追加することも可能です。最適化されたターゲティングでは、ターゲティング シグナルを使って、広告の配信について類似する条件が特定されます。また、より成果の高いトラフィックが確認されると、シグナルでのトラフィックの配信が減少または停止される場合があります。」
引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/10537509?hl=ja
一方で、現状のターゲットで配信量が頭打ちになった、更にターゲットを広げたい場合などはオンにすることも一つの手です。
まとめ
今回紹介した内容はどれも基本的な内容ですが、設定の自由度が低いファインド広告を効果的に運用するために押さえておきたいポイントになります。ぜひご自身のアカウントでも実装してみてください。
この記事を書いた人
かずくん