【検証】Google動画アクションキャンペーンのターゲティング&クリエイティブ尺のススメ
Shiftの本社がある愛媛もかなり暑くなってきました...!
連日、各地で猛暑が記録されているニュースが流れていますが、熱中症や脱水症状にならないよう、こまめな水分補給を日ごろから意識したいですね!
さて、今回はYouTube 広告「動画アクションキャンペーン(以下VAC)」について実績をもとに解説していきます。
まず動画アクションキャンペーンとは単刀直入に・・・
・CPAを最小限に抑えつつCVを伸ばしてくれる
・You Tube面以外にもGoogle動画パートナーなどの枠にも出稿可能
そんな施策になります。
そして、この春にTrue View アクションキャンペーンがアップデートされ、 VACに統合されました。
▼VACの様々な配信面
今回ご紹介したいのは、VACに関する「おすすめターゲティング(何から始めたらいいのか)と動画の尺(何秒が成果に結び付きやすいのか)について」です!
検証
案件とCVポイント:イベント参加への申込み
①ターゲティング軸
RMと興味関心
RMと興味関心のターゲティングを比較すると、興味関心の方がCPA軸で見るとよい傾向にあります。
一度サイトに来ており、企業やイベントへの理解を深めているであろうRMの方がCPAがよいと仮説を立てていましたが、興味関心で広いターゲティングの新規ユーザーにあてる方が成果がよい着地になりました。
※今回興味関心では【競合ワードを検索している人・イベントの開催内容に興味を持っている人】をターゲティングしています。
➁クリエイティブ尺軸
クリエイティブの尺軸で比較すると、ターゲティングごとに違った成果が出ました。
RMは15秒と30秒動画でCVに大きな差は出ませんでしたが、興味関心では30秒動画でのCVが伸びた結果になりました。VACでは、RM以外の興味関心でもCVにつながることがわかりました。
一度LPを訪れたユーザーと新規のユーザーでは動画を見るモチベーションも異なりますし、とくに興味関心の新規ユーザーはしっかりと動画をみて理解を深めてからCVしてくれるユーザーが多いのではないかと結果から想定できます。
また、15秒と30秒で訴求内容は同じでしたが、より詳しくイベント内容を伝えられる30秒の方が特に興味関心を持つユーザーには効果的であったと考えられます。
おまけ(VACと同時配信した検索一般系の成果は?)
VACを始めるときは、低CPAでの獲得ができる施策のチャレンジで実施される方が多いと思います。
ちなみに、今回の配信の際の一般系のCPAは約¥15,000でした。
今回VACのCPAが一番低く獲得できた施策では¥18,108でしたので、ターゲティングやクリエイティブによっては一般系のCPAとほぼ同様の単価感で獲得ができる施策なのかもしれません!
まとめ
配信の内容によって変動することが想定されるものの、今回の結果としては、確度が高そうなRMよりも広い興味関心のターゲティングで30秒動画を配信することがVACにおいて、CPAを低く獲得できる要件になりそうです。
ぜひ、VACのターゲティングやクリエイティブ(尺)に迷った方は参考にしてみてください!
この記事を書いた人
Arika Kamiyama