【Amazon広告】スポンサーブランド動画広告とは?設定方法や活用ポイントをまとめてみた

by HidehiroUegami

どうも、今更ながらTikTokにハマっている上神です。趣味だけはヤングボーイと化しています。

さて今回は、Amazon広告で新たにローンチされた【スポンサーブランド動画広告】の概要や設定方法をまとめてました。

Amazon広告に興味がある方、実際に運用している方必見です。

Amazonスポンサーブランド動画広告とは?

スポンサーブランド広告の一種で、指定したキーワードの商品検索結果に動画広告が表示されます。

その広告をユーザーがクリックすると、自社のストアページや商品の購入ページへと遷移される仕組みとなっています。

例えば「echo dot」というキーワードで検索すると、以下のように検索結果ページに動画広告が表示されます。


引用:Amazon広告

スポンサーブランド動画広告のメリットとしては、やはり視覚的に訴求できる所。

検索結果画面において、画面占有率が高く動画で表示されているので、ユーザーの目に留まりやすい仕組みとなっています。

商品ページにアクセスしなくても、商品の詳細情報をユーザーに伝えられるのは大きなメリットになりますね。

https://shift-web.myshopify.com/blogs/blog/6785/

スポンサーブランド動画広告の設定方法について

まず前提として、Amazonブランド登録が完了しているブランドオーナーであれば利用可能です。

広告を管理している「Amazon advertising」からキャンペーンを作成し、スポンサーブランド広告内にある広告フォーマットから「動画」を選択します。

その後「商品」を選択してから動画のアップロードを行い、ターゲティングを選択すれば設定完了です。

キーワードターゲティングか商品ターゲティングのいずれかを選択できます。

※スポンサーブランドは、オートターゲティングを選択できないので、ご注意を。

動画アップロードに関して注意点

設定自体は割と容易ですが、様々な規格があるため動画アップロードの際には注意が必要です。


広告ポリシーや許可基準が設けられており、以下の理由によって審査却下される可能性があります。

  • 動画の最初や最後の黒または空のフレーム
  • 動画は、最大再生時間に達するとカットされます
  • 動画にAmazonのブランディング要素が含まれています
  • 動画にカスタマーレビューが含まれています

その他、様々な却下理由が設けられているので、詳しく知りたい方はAmazon広告ヘルプをご確認ください。

参考:Amazon広告

スポンサーブランド動画広告の活用ポイント

スポンサーブランド動画広告を活用する上で、重要なポイントをいくつかまとめてみました。

15~30秒程度で完結にまとめる

Amazon公式ヘルプでも推奨されていますが、動画の長さは15~30秒程度で完結にまとめてみましょう。

動画の長さが上記時間に満たしていない、もしくは長すぎる場合は、長さを調整することをおすすめします。

ちなみに、45秒以上もしくは6秒以下の動画は、要件を満たしていないためアップロード自体できません。

動画最初の2秒、5秒が重要

こちらも公式推奨になりますが、最初の2秒には商品を表示し、5秒間には商品機能を含めましょう。

前述したように15秒~30秒と動画の時間が短いため、最初の数秒が肝となります。

スマホ(モバイル)を考慮に入れる

また、スマホサイズを考慮した動画にする工夫も必要です。

例えばフォントの種類やサイズ、色などモバイルでも見やすいかどうか事前に確認することをおすすめします。

クローズドキャプションを使用する

スポンサーブランド動画広告は、音声なしで広告が表示されるため、クローズドキャプション(字幕)を用いて視覚的に情報を伝える工夫も重要です。

前述したようにモバイルを考慮した動画が好ましいため、できる限りテキスト量を少なくすることがポイント。

その他、スポンサーブランド動画広告を作成する上で必要なポイントが以下にまとめられているので、是非ご参考ください。

参考:Amazon広告ヘルプ

まとめ

  • スポンサーブランド動画広告は、視覚的に訴求できる
  • 設定方法は割と容易
  • 広告審査で却下にならないように、ポリシーの確認が必要

以上、スポンサーブランド動画広告の概要や設定方法、活用方法などをまとめました。

Amazon広告は多くのEC事業者にとって重要な販促手段である一方で、認知獲得しても有効と言えます。

その上でスポンサーブランド動画広告は、目を引きやすいクリエイティブであるため、認知施策としても使えるので、動画素材がある場合は一度ぜひお試ししてください。


この記事を書いた人

HidehiroUegami

2020年4月から中途入社。前職はSEOを専門としたフリーランス。最近、謎にギターに目覚める。