【広告主様向け】Facebook・Instagramに最適な画像サイズを解説!
Facebook広告の準備中、よくご質問頂くのが
「どのサイズの画像を作れば良い?」 です。
そこで今回は、Facebook・Instagram用画像各サイズの特長と各サイズの作成ポイントについてご紹介します。※動画については今回省いています
各サイズの紹介
Facebook、Instagramでは以下3つの比率で作成するのが主流です。
可能でしたら3サイズ制作頂くのがベストです。
1:1(正方形)
※1080×1080ピクセル
FB・Instaを問わず、ストーリーズでもそのまま表示可能な比率で、
カルーセルフォーマットにも転用しやすい便利なサイズです。
4:5
※1080×1350ピクセル
モバイルでInstagramフィードを専有できるサイズです。
Instagramフィード、発見タブのみで使用可能で、この2面で配信する場合おすすめです。
1:1に比べ画面占有面積が増えるので、視認性が上がりクリックやエンゲージメント率UPが期待できます。
✕デメリット
下記の配信面では天地がトリミングされてしまうため、デザインによって文字や画像が見切れてしまう恐れがあります。
・ストーリーズ
・Facebookフィード(リンク先を設定した場合)
※Facebookフィードは4:5もサポートされていますが、広告にリンクが含まれる場合は1:1にトリミングされてしまいます。動画の場合はトリミング無し(4:5)で使用可能です。
この場合、別サイズの制作が必要になります。
9:16(フルスクリーンサイズ)
ストーリーズ専用のサイズです。
モバイルではスクリーン全体に表示されるので、視認性が上がりクリックやエンゲージメント率UPが期待できます。
ストーリーズ面以外では意図しないトリミングとなるため推奨されていません。
デザインがCTA(コールトゥアクション)と文字が被ってしまうことがあります。
また、CTA位置を活かしたデザインも効果的です。
Facebook広告ガイド
クリエイティブを出し分ける「配置のカスタマイズ」
例では1広告内のFacebook面で1:1サイズ、Instagram面で4:5、ストーリーズ面で9:16をそれぞれ設定しています。
各配置に合わせた画像を使うことで広告のパフォーマンスも向上できます。
ちなみに1広告内で3配置をカスタマイズしているだけなので、広告数は1つのままです。
配信面ごとの成果は「内訳>配置」から確認可能ですが、CV数だけは全配置合算となります。
「トリミングNG、でも1サイズしか作成できない」時、どのサイズを優先する?
例1:自動配置(Facebook、Instagram、ストーリーズなど全ての面に配信)→1:1
理由はどの配置でもトリミングされず配信可能だからです。
ストーリーズでは9:16に比べかなり小さく表示されるため、文字や訴求は見やすくしておく必要があります。
例2:Instagramフィード面のみ配信の場合→4:5
後々配信面を拡大する可能性がある場合は、天地がトリミングされても良いデザインにしておくと安心です。
例3:Instaフィード+ストーリーズ面で配信
4:5→ストーリーズ面で天地がトリミングされてしまうため、見切れても良いデザインにしておく
1:1→トリミングを気にせず配信できる。Facebookに配信拡大する可能性がある場合はこちら
「配置のカスタマイズ」で柔軟な調整が可能です。制作リソースや今後の展開に合わせてご検討ください。
この記事を書いた人
山本 綾香