SNS運用に加速をつける!SNSプレゼントキャンペーンの手法と事例について

by RyosukeTakata

こんにちは!
最近3年目に突入しました高田です!
気が付けば新人研修にも携わるまでに成長しているようです…!

直近はEC系のお客様が多くなり、SNSのキャンペーン企画に携わることも増えてきました。今回は、SNSキャンペーンで特に取り扱いの多いTwitterとInstagramをピックアップして傾向や注意点、Shiftの事例について紹介いたします。

SNSプレゼントキャンペーンのメリット

SNSプレゼントキャンペーンとは、文字通りSNSを使ったキャンペーンで、ユーザーに何かエンゲージメントを起こしてもらうことを条件としてプレゼントを進呈することです。

SNSには拡散力があるため、通常のキャンペーンよりも認知度を高めることができ、集客や販売促進にもつながります。Twitterはリツイートといった投稿を自身のフォロワーへ拡散する機能があるため、リツイートを応募条件とすることで拡散力が増します。

更に、キャンペーン実施の際に広告配信も行うことで、ターゲットとなるユーザーにキャンペーン内容を狙い撃ちすることができます。

キャンペーン実施の流れや手法、注意点

各SNS媒体において、キャンペーンの実施手法に大きな違いはありません。ここからは具体的な流れ、手法、注意点について説明していきます。

キャンペーン実施の流れ

1:キャンペーンの全体図を確定する

まずは、応募期間や応募方法などの応募要項、プレゼント内容や当選人数などを確定する必要があります。
ユーザーに提示する主な内容としては以下になります。

  • 応募期間
  • 応募方法
  • 応募条件
  • プレゼント内容や当選人数
  • 当選者の発表方法や発送までの期間
  • 免責事項
  • 個人情報の取り扱いついて
  • キャンペーンに関するお問い合わせ先について

2:SNSに投稿するキャンペーンの内容を確定する

各SNSで投稿できる文字数が違うため、それぞれの媒体に合わせた告知手法があります。
Twitterは文字数が140字と限りがあるため、応募期間や応募方法、応募条件を簡潔にまとめて説明文へ記載した投稿となります。
Instagramは2,200文字まで記載することができるため、応募期間からキャンペーンに関するお問い合わせ先まで、説明文へ記載した投稿をすると丁寧ですね。
社内事例や他社で実施していたSNSプレゼントキャンペーンを調査するなかで、投稿内容に傾向が見られたため、下記にテンプレートとして作成してみました!
傾向として、「フォロー&RTであたる!」や「【応募方法】① ② ③」のように応募方法を端的に伝える内容が多く、オリジナルのハッシュタグ投稿を促すことで、商品やサービスに関連する投稿をユーザーへ促すキャンペーンも散見されました。

キャンペーン実施の注意点

Twitterの注意点
Twitterでは非公開アカウントのツイートなどを閲覧することができません。非公開アカウントのユーザーが当選してしまった場合、フォロー申請を行うなどの工程が発生してしまうため、応募条件に“公開アカウントであること”を明記しておくことをおすすめします。
また、Twitterの機能の1つに引用リツイートがあります。この引用リツイートは分析ツールによっては抽選の対象から除外されてしまう可能性があるため、こちらも応募条件に明記しておいたほうが良いですね。
あとは、Twitter社が定めている“キャンペーン実施についてのガイドライン“にも目を通しておきましょう。
Instagramの注意点
2020年秋にInstagramの利用規定が改定され、Instagram上でのプレゼントキャンペーンが禁止になったのではないかとの疑問もあるかと思います。改定の内容としては「いいね!やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りとして金銭や金券などのプレゼントを行うこと」がNGとされました
よって、下記を注意してキャンペーンを実施する必要があります。
  • 以下のような直接的な表現を避ける
    「フォロー&いいね!でプレゼント!」
    「コメントをしたらもらえる!」
    「ハッシュタグ投稿で当たる!」
  • プレゼントとして「金銭」「金券」などを使用しない

Shiftの事例

Shiftで実施したSNSプレゼントキャンペーンの中からいくつか事例として紹介させていただければと思います。

Twitterの事例

多くのキャンペーンで応募条件は「フォロー&リツイート」となっており、ターゲティングは絞り込んだ方がフォロー単価などを抑えられる傾向にありました。

Instagramの事例

多くのキャンペーンで「フォロー&いいね」の応募方法で、広告のタイプは「投稿の拡散」を用いることで拡散力を高めることができ応募者集計も1か所に集中するため集計しやすく感じました。

まとめ

ファン層の獲得やユーザーとのコミュニケーションを図る手法としてSNSプレゼントキャンペーンを実施する会社様も多いと思います。ですが、実施に際して注意することも多くあり、最悪の場合Instagramではアカウントが凍結してしまうこともあります。

ガイドラインに沿って実施することで、多くのファンを獲得できたり、手法によっては商品購入促進や来店促進に直結させたりすることもできるので、しっかり戦略を練って実施しましょう!


この記事を書いた人

RyosukeTakata

2019年に新卒入社の4年目社員。 趣味はバイクで週末はよくサーキットへ行ってます。