Taboola広告運用者が考える、広告運用のコツ

充実したおうち時間を過ごすために、普段からさまざまな情報に目を通すことが多くなったのではないでしょうか。
今回の記事では、コンテンツディスカバリー(レコメンドウィジェット型)広告で最大規模を誇るTaboolaで運用するコツを紹介します。
Taboolaとは
Taboolaは世界最大のコンテンツディスカバリープラットフォームです。
パブリッシャー様のエンゲージメント向上やオンラインプロパティのマネタイズのサポートをすると同時に、広告主様とマーケターが興味、関心の高いオーディエンスに低コストかつスケーラブルにリーチすることを可能にします。
パーソナライズされたレコメンデーションにより、広告主様はトラフィックを増やし、世界で人気のあるたくさんのウェブサイトで見込み客にリーチすることができます。ユーザーがコンテンツを消費しているときのことを「ディスカバリーモード」と呼び、この状態の時に、新しいストーリーや商品へ興味を示すのです。
コンテンツディスカバリーとは、レコメンドウィジェット型とも呼ばれる広告サービスです。
メディアサイトの記事ページ内に、関連性の高い記事の一覧を表示し、枠の一部に広告を掲載して広告主のサイトへと集客できます。
記事の一覧に広告が表示されるため、クリック後も違和感なく自社の記事を読んでくれることが特徴的です。
その中でもTaboolaは世界最大規模であり、他のコンテンツディスカバリーと比較しても多くの掲載面を保有しています。
Taboolaの特徴
Taboolaでは広告運用を行うにあたり特徴的なポイントを整理しました。
サイト別の入札価格調整率
Taboolaは「透明性のある管理画面」をコンセプトとしていて、他のコンテンツディスカバリーでは閲覧できないものが多いサイトごとの実績を確認できます。
さらにサイトごとに入札価格比率を調整することが可能です。
オークションの仕組み
Taboolaの予測エンジンアルゴリズムは、ユーザーに最も関連性の高いキャンペーンアイテムをレコメンドするようリアルタイムシグナルを使って絶えず調整しています。
また、広告主様の競合相手も考慮しています。
キャンペーンアイテムの表示場所だけでなく、アルゴリズムはキャンペーンアイテムをレコメンドするタイミングを図るために、CTRとCPCという2つの重要な要素を考慮しています。
TaboolaではCTRとCPCがオークションにおける重要な要素であり、CTR・CPCが高ければ広告が表示されやすくなっています。
Taboola運用のコツ
Taboolaの特徴を踏まえて、運用する際には以下のポイントを押さえましょう。
キャンペーンの構成
Taboolaでは、CTRとCPCがオークションにおいて重要な要素となります。
デバイスごとにCTRが異なるため、デバイスに応じてキャンペーンを分けましょう。
また遷移先によってCVRが異なり、実績に応じて入札価格を調整する必要があるため、遷移先が異なる場合はキャンペーンを分けましょう。
サイト別の入札価格調整率
サイト別に入札価格比率を設定できます。
サイト別のCVRに応じて入札価格比率を設定し、効率化しましょう。
また、Taboolaでは広告配信できるサイトが不定期で増えていきます。
気がつけば急激に成果が悪化していることもあるため、定期的なサイト確認は必須です。
CTRに応じた広告の作成
オークションではCTRが重要な要素の1つです。
CTRが低いと表示回数が減少し、入札価格を上げないと露出されにくくなります。
逆にCTRが高い広告があれば、入札価格を下げても十分な配信量を確保しやすくなるのです。
Taboola運用について、ヘルプページも改善方法の詳細が記載されているのでご参照ください。
Taboola Help Center:キャンペーンのパフォーマンスの改善方法
Taboolaでは力を入れた分が成果に反映されます。
さまざまなことができるので、色々挑戦してみてください!
この記事を書いた人
マーケティングコンサルティング事業部
