YDA PC・SPブランドパネルのCTR比較検証してみた
皆さん、こんにちは!
最近、YDA ブランドパネルでPC・SPを同時に配信する機会があったので、
その検証結果を共有したいと思います。
ブランドパネルとは?
Yahoo! JAPAN トップページ の枠に掲載される広告のことです。
PCブランドパネル(静止画) : PC版のトップページ
SPブランドパネル : スマートフォン版のトップページ
設定
それぞれ規定サイズ画像とプレイスメントを以下に設定する必要があります。
PC版:600x600バナー プレイスメント:toppage.yahoo.co.jp
SP版:640 x 360バナー プレイスメント:m.yahoo.co.jp
違いは、デバイスだけ?
違いは、Yahoo!トップページのPC版か、SP版か、だけではありません。
先ほどの設定に加えて、キャンペーン目的、課金方法が異なります。
それぞれ、以下から選択する必要があります。(2021年1月現在)
PCブランドパネル(静止画)
目的:サイト誘導/コンバージョン
課金方法:クリック課金
SPブランドパネル
目的:ブランド認知
課金方法:ビューアブルインプレッション課金(ビューアブルインプレッション1,000回あたりにかかった費用)
検証
今回は、PCブランドパネルとSPブランドパネルのCTRを比較しました。
期間・ターゲティング・金額は同じ条件で、それぞれの規定にあった画像で配信したところ....
PCブランドパネル CTR 0.12%
SPブランドパネル CTR 0.64%
どの曜日・オーディエンスでも、SPブランドパネル面が好調でした。
デバイスの傾向として、スマーとフォンの方がクリックされやすいことに加えて、
今回の商材がレジャー案件だったこともあり、
プライベートで使用するスマートフォンのCTRの方が高かった可能性が考えられます。
さらに、CPCを変化率でみると
PCに比べて、SPブランドパネルは -49% でした。
SPはCTRが高く、CPCが抑えられたと考えられます。
補足:検証以前に表示されなかった...
補足ですが、そもそもSPブランドパネルの表示が出なかったことに困りました。
結論からいうと、入札単価が1500円以下だと
広告が示されなかったり、少ししかでなかったりしました。
実際、媒体は入札単価1500~1600円を推奨しています。
SPブラパネ面は、競合性が高く、オークションに勝つためには
入札を高く設定する必要があるためと考えられます。
また、1月末からSPブランドパネルの最低日予算が変更されました。
それ以前であれば、デバイスや地域などの入札比率を高めれば、
設定上の入札単価は抑え、実質入札を1500円以上にすることもできました。
例)入札単価200円
調整比率 引き上げ率 デバイス+100% 年齢+100% 性別+100%に設定
200 円 x (100%+100%)x (100%+100%)x(100%+100%)
=200円 x2 x2 x2
=1600円
この記事を書いた人
AikoHagiwara