検索広告の指名系って本当に必要!?指名系の出稿にて理解すべき3つのメリット
こんにちは!
最近、検索エンジンで何か検索しましたか?
僕は最近、本を買いたいと思い、いろいろ検索しておりました。
このような仕事をしているので、購入するときには、しっかり検索広告をクリックしてコンバージョンしちゃいました(笑)
買ったのはEC関連の本数冊で、届くのがとても待ち遠しいです!
さて、本題に入っていきましょう。
検索広告の指名系について、検索広告に携わる方なら指名系は広告を出稿する必要ないのでは?と疑問に思った経験が一度はあるかと思います。
僕もよくお客様と、この指名系についてお話する機会があったので、ブログでも取り上げさせていただきました。今回は、この指名系の出稿におけるメリットについて考えたいと思います。
指名系とは?
まずは指名系についてまとめます。指名系とは、固有名詞などで登録するキーワード群のことです。
会社名や商品(サービス)名、固有名詞のことを指し、弊社であれば、「株式会社Shift」や「Shift」「となりのフトシくん」となります。
この指名系で検索しているユーザーは、既にその会社や商品を知っていて検索しているため、その後のお問い合わせや商品の購入に繋がりやすいユーザーだと考えることができます。
そのため、固有名詞ではなく一般的に使われている名詞など(一般系)と比較してコンバージョン率が高かったり、クリック率が高かったりします。
出稿のメリット
競合他社の広告配信による機会損失を防止することができる
告知したい自社の商品名で検索した際に、競合他社の広告が表示されていると、どれだけSEO対策を行って上位掲載できたとしても、他社の広告がSEOの上に表示されるため、検索ユーザーは他社へ流れてしまい、機会損失となってしまいます。
自社の商品名で広告を出稿する際は、広告の関連性や推定クリック率が高くなりやすく、結果として品質スコアが高まります。
よって、競合他社と比較しても低いクリック単価で上位掲載することが可能となります。
なので、指名系にて広告出稿を行うことで、機会損失を防ぐことができますよね。
自社名や商品名で調べているユーザーは、コンバージョン率が高いことが推測できるので、機会損失は無くしたいですよね。
ブランディングの指標とすることができる
会社や商品(サービス)がまだまだ新しい段階だと、指名検索をするユーザーは少ないと思います。
また、SEOでも上位に掲載されない場合は、検索広告を掲載しておくべきだと思います。
しかし、会社や商品の認知が広がっていくにつれて、指名検索は徐々に増えますよね。
指名系では、機会損失が起こらないよう入札を高めに設定しておくことで、「表示回数=検索数」と推測でき、ブランディング指標として計測することができます。
実際に僕も、立ち上がりのサービスに携わる機会がありましたが、月ごとに指名検索が増えていくのを見ると、とてもワクワクしたのを思い出しました。
意図したページへ誘導することができる
作成したてのページや期間限定の特設ページなどは、SEOではなかなか上位掲載することができないですよね。
例えば、アパレルブランドのセール告知や注文住宅の完成見学会など、期間限定で公開するページもあると思います。
このような時に、広告のリンク先を誘導したいページへ設定します。
そうすることで、SEOで上位に掲載できていない特定のページも、指名系で検索したユーザーに対して広告として表示することができます。
このように、確度の高いユーザーに対して意図したページへ誘導することで、その後のユーザーの行動をハンドリングすることもできますよね。
おさえておくべきポイント
・IPアドレス除外
自社や自社商品については、広告に携わらない社員でも気になるものです。
しかし、指名系で自社の社員が検索して広告をクリックしてしまっては、無駄に費用が発生してしまいます。
そのような無駄クリックを少しでも減らすために、IPアドレスの除外を行うと良いです。
広告費が潤沢にあれば、指名系はさほど全体の費用感に影響は与えませんが、まだ立ち上げ段階のサービスであったりすると、1円も無駄にはできないですもんね。
ここはなるべく無駄をなくしたいところです。
設定方法は下記となります。
①左側メニューバー「設定」をクリック
②指定のキャンペーン名をクリック
③下部の「その他の設定」をクリック
④「IPアドレスの除外」をクリック
⑤指定のIPアドレスを入力後、「保存」をクリック
まとめ
指名系への出稿は機会損失を防ぐことだけでなく、ブランディングの指標にしたり、スポット配信でユーザーをハンドリングしたりすることができます。
上手く使いこなせれば効果的に配信することができます。何を目的として、どのように活かしていくのかを明確にして、日々成果に繋げていきましょう。
この記事を書いた人
RyosukeTakata