LPだけでは商品の特徴が伝わりにくい?という場合に活用すべき記事LP広告と成功事例

by MasakazuIsozaki

せっかく予算をかけてLPをつくったものの、期待していたほど効果がでない―。そんなお悩みは記事LPで解決できるかもしれません。記事LPとは一見記事のような見た目をしたWebメディア風のLPの事で、商品の特徴をより効果的に伝えるコンテンツとして広く採用されはじめています。今回はそんな記事LPについて、その特徴や成功事例をご紹介します。

商品の特徴が伝わりにくいを解決する記事LPとは

気になる広告をクリックしてみたものの、商品の特徴をアピールするだけのプッシュ型のLPが出てきてがっかりしてしまった―。誰もが一度はそういった経験があると思います。

従来は、Web広告をクリックすると直接LPに到達する流れが一般的でした。そのため「うちの商品はココがすごい!」とアピールしたい企業側と「なんだ、広告か」と感じるユーザー側に温度差が生じるケースがありました。そこで互いの距離を縮めるために生まれたコンテンツが記事LPです。

記事LPによって「Web広告→記事LP→メインLP」という新しい動線が生まれ、より効果的に商品の特徴を伝えることができるようになりました。ユーザーに対して単に商品の良さを伝えるのではなく、なぜその商品が必要で、利用するとどういったメリットがあるのか、というストーリーをユーザーに認知してもらうことができます。従来のLPだけでは伝えきれなかったストーリーを記事LPで伝えることで、ユーザーのモチベーションをきちんと上げた状態でメインLPに誘導することができ、メインLPがより効果的に機能するのです。結果、“他の商品と比較してみよう“という比較検討段階を省いてコンバーションにつなげられる可能性があるなどのメリットが生まれます。

例えば仕事の中でも、マーケティング担当であるあなたに急に会議への招待メールが届くのと、「事業としてこのような課題があり、その課題に対し、マーケティング視点の意見を聞きたいから会議に同席してほしい」と一言添えて招待メールが届くのとでは受け取る側のモチベーションが変わります。

せっかく予算をかけてつくったLPをより効果的にユーザーに届けるために、広告とメインLPの橋渡しをする役割を記事LPが担っているのです。

LPと記事LPと記事の違い

記事LPは一見すると記事のような見た目ですが、実際は記事とLPの両方の機能を持っています。ここではLPと記事LPの違い、また記事と記事LPの違いについて説明します。

●LPと記事LPの違い

まずLPと記事LPの一番大きな違いは、商品の良さを積極的に伝えるプッシュ型か、ユーザーの興味をひくプル型のコンテンツかという違いをイメージしていただくとわかりやすいと思います。通常のLPは商品の特徴や金額など具体的な情報をアピールし、最終的にユーザーに商品を購入してもらうことを目的に情報設計がされていたとしています。それに対し、記事LPは、記事のようなテキストコンテンツでユーザーの抱えている課題や悩みの原因を浮き彫りにするような内容が書かれています。記事LPの目的はあくまでもメインLPへの誘導のため、ユーザーを引き込むためのコンテンツと言えます。

●記事と記事LPの違い

記事と記事LPとの一番の違いはそこで完結するかどうかの違いです。記事は通常ユーザーの疑問に対して結論まで提供しているため、読み物としてそのページだけで完結します。対して記事LPは、見た目こそ記事に似ているものの最終的にはメインLPに橋渡しをする事が目的のため、そのページで完結することはありません。あくまでもユーザーの課題や悩みの原因を明らかにし、最終的にはメインLPのリンクへ誘導する構成になっています。

記事LP×オーディエンスデータで成功した事例

現状のLPで期待していたよりコンバーションが増えていない原因は、LPだけでは十分に商品の特徴が伝わっていないことにあるかもしれません。LPをひたすらブラッシュアップするだけでなく、LPへの誘導プロセスを改善することが成果につながるケースもあります。

Shiftでは、記事LPを使うことでより商品の特徴を効果的に伝える動線を築き、CPA改善につなげた成功事例があります。

●事例:ポイントサイト運営するクライアントC社様

あるポイントサイトを運営するクライアントC社様は広告からそのままLPに誘導する直接LPを運用していたものの、目標とするCPAに到達せずに課題を抱えていました。

複雑なサービスのため、ユーザーへサービスの理解を深めてもらうことが課題でした。

そこで、記事LPで商材を理解させてからサービスLPへ遷移させることでサービス理解が進みCVRが上がるのではないかと想定し記事LPを作成いたしました。また、稼働率にも課題があり稼働率を高めるためにも記事LPが効果的だと考えました。

そこでShift、サービスへの理解をより促進するめに記事LPを制作。またCookieを使ったオーディエンス配信で記事型の広告を実施しました。結果CPAは1/3に改善し、予算を増やさずにコンバーション数を大幅に増やすことに成功しています。

また、稼働率も記事LPを利用してから150%上げることができました。

Shiftの運用型広告サービスは、運用型広告を代行するだけではなく、現状の課題分析から御社のビジネス成長につなげるためには何が必要かを考え、最適な改善支援をしております。1人平均10社以内の担当制だからこそ、1社あたりにたっぷりと時間を確保することが可能となっており、高品質なコンサルティングが実現しています。また、レポート時に必ず課題と解決策のご提案を行っており、レポーティングのみのサービスとは一線を画す内容となっています。万が一、運用の質低下を招く場合には、担当社数を制限させていただきますので、どの会社様にも安心してご利用いただける体制をお約束致します。

LPからのコンバーションに課題を感じている企業様や、「運用型広告の効果は頭打ち・・・」とあきらめかけている企業様は、ぜひ一度、弊社の運用型広告サービスページをご覧ください。


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MasakazuIsozaki