【3分でわかる】LINE広告とは?特徴や配信面などをわかりやすく解説
こんにちは!
今回はLINE広告とはどのようなものなのか、特徴、配信面、フォーマットなどについて解説します。
LINE広告について、少しでも検討されている方は是非ご参考にしてください。
LINE広告とは
LINE広告とは、コミュニケーションアプリ「LINE」とLINEに関連するサービスに広告を配信できる運用型広告です。
LINEは、日本国内で月間9,400万人(2022年12月末時点)のユーザーに利用されており、これらのユーザーにさまざまな配信面から広告を届けることができます。また、豊富なターゲティング・配信機能を活用することで、アクションをしやすいユーザーに広告を表示し、商材・サービスの認知向上や売り上げ・集客力アップを実現することが期待できます。
LINE広告の特徴
ユーザー層の幅広さ
LINEは、国内で9,400万人以上のユーザーが利用しています。(2022年12月末時点)そのため、幅広い年齢層に向けた広告展開が可能です。また、LINEは、スマートフォンアプリであるため、モバイル広告を展開する際に有効です。
また、毎日LINEを使うユーザーの割合は86%に達しており、「アクティブユーザー」が多いことも特長です。
ターゲティング精度の高さ
LINEは、ユーザーのプロフィールや利用履歴などのデータを分析し、広告表示のターゲティングを行っています。そのため、ユーザーの属性や関心に合わせた広告を効果的に配信することができます。例えば、ユーザーの居住地域、性別、年齢、興味関心、購買履歴などをもとに、効果的なターゲティングを実現することができます。
広告形式の豊富さ
LINE広告には、テキスト広告や画像広告、動画広告、バナー広告、スタンプ広告など、様々な形式の広告があります。そのため、広告主のニーズに合わせた広告展開が可能です。例えば、商品やサービスの魅力を動画で表現したり、セール情報をバナー広告でアピールしたりすることができます。
訴求力の高さ
LINEは、個人間のコミュニケーションに利用されることが多いため、ユーザーに対して親近感や信頼感を与えることができます。また、LINEのトーク画面など、ユーザーが頻繁に利用する画面に広告を表示することができるため、訴求力が高いと言われています。
コストパフォーマンスの良さ
LINE広告の場合、広告表示回数やクリック数に応じて広告費用が発生します。そのため、効果的な広告展開ができれば、比較的安価に広告を配信することができます。
LINE広告の配信面
LINE広告から配信される広告は、LINE内のトークリストやLINE VOOM、LINE NEWS、LINE BLOGなど各種サービスにも配信されます。
また、アドネットワークである「LINE広告ネットワーク」を通じて、提携する外部アプリへの広告配信も可能です。
今回は主な配信面を抜粋して紹介します。
最新の配信面や詳細については、「LINE広告 - 広告配信面」を参考にしてください。
トークリスト
トークリストは、LINEのトーク画面上部に表示されるバナー広告のことを指します。トークリストは、LINEの利用者がトーク画面を開いた際に、最初に目にする場所に表示されるため、広告の認知度や効果が高いことが特徴です。
トークリストは、LINEの利用者が多く利用するトーク画面に広告を配信することができるため、広告効果が高くなる可能性があります。ただし、トークリストは広告配信スペースが限られているため、他の広告主との競合が激しくなることがあります。そのため、広告の設定やクリエイティブの工夫が求められます。
LINE NEWS
LINENEWSは、LINEアプリ内で提供されるニュースコンテンツで、ユーザーの関心に合わせたニュースを提供する機能です。LINENEWSには、トップニュース、エンタメ、スポーツ、ビジネスなどのカテゴリーがあり、ユーザーは自分の興味に合わせた記事を閲覧することができます。
LINENEWSは、LINEアプリを毎日利用するユーザーが多く、広告配信がユーザーにとって自然な形で行われるため、広告の認知度や効果が高いことが特徴です。ただし、トークリストと同様に広告配信スペースが限られているため、競合が激しくなる可能性があります。
LINE VOOM
LINEVOOMは、LINEアプリ内で提供されるビデオ配信サービスで、ユーザーは動画を視聴することができ、広告主は、LINEVOOMのジャンルやキーワード、地域などに合わせて広告を配信することが可能です。
若年層を中心に利用者が多く、動画広告の効果が高いことが特徴です。また、LINEVOOMは、まだ日本国内でしか提供されておらず、海外展開が進んでいないため、グローバルな広告配信には向かないという面もあります。
LINE BLOG
LINE BLOGは、ブログサイトを提供するLINEのサービスで、ブロガーが記事を投稿したり、読者が記事を閲覧したりすることができ、広告主は、LINE BLOG内のジャンルやキーワード、地域などに合わせて広告を配信することが可能です。
LINEVOOM同様、若い世代を中心に人気があり、利用者数が多いことが特徴です。
画像引用元:LINE for Busines
※キャプチャをShiftで加工
他にも、LINEポイントクラブやLINEショッピングなどあらゆる配信面に対して広告を展開することができます。
※LINE広告は特定の配信面を選んで配信することはできません。静止画・動画とテキストを入稿することで、各クリエイティブフォーマットに対応した配信面が自動的に選択され、広告が配信されます。
LINE広告の広告フォーマット
LINE広告は、様々なクリエイティブフォーマットを提供しており、広告主はその中から適切な形式を選択することができます。
Card
LINE広告の広告フォーマットの1つであるCardは、スマートフォンの画面に最適化された広告形式です。テキストや画像、ボタンなどを組み合わせて、ユーザーに直接アプローチすることができます。
具体的には、1つのカード内に、商品画像やイメージビジュアル、商品説明やキャッチコピー、ボタンを配置することができます。カードは最大5枚まで設置することができ、スワイプすることで別のカードに移動することができます。
Square
Squareは、正方形の広告枠にコンテンツを収めたフォーマットです。正方形のスペースにテキストや画像、ボタンを配置し、ユーザーに直接アプローチすることができます。
静止画像やリッチメディアなどのタイプがあり、通常のLINE広告配信に加えて、LINE TODAYやLINE NEWS、LINE MUSIC、LINE LIVEといった、LINEが提供するコンテンツプラットフォームでも配信されるため、より広い層にアプローチすることができます。
カルーセル
カルーセルは、複数のコンテンツを1つの広告枠に収めることができるフォーマットです。1つの広告枠に最大10枚までの画像や動画、テキストを設置することができ、スワイプやタップで次のコンテンツを表示させることができます。
クリエイティブ性が高く、多様なコンテンツを収めることができることも大きな特徴になります。また、配信の最適化が可能であり、LINEの複数プラットフォームでも配信することができるため、より多くのユーザーにアプローチすることができます。
Small Image ※画像(小)
Small Imageは、小さな画像を用いて効率的にアプローチすることができるフォーマットです。通常、1枚の画像を用いて広告を作成します。
スペースの有効活用ができる点が特徴です。また、テキストと組み合わせて効果的に使うことができ、配信の最適化やLINEの複数プラットフォームでも配信することが可能です。
Vertical
Verticalは、スマートフォンの縦向きの画面に最適化された形式の広告です。広告枠の縦長のスペースを使って、商品やサービスの魅力的な情報を伝えることができます。
広告枠の縦長のスペースを活用して、商品やサービスの情報を豊富に提供することが特徴です。また、動画広告にも対応しており、LINEの複数プラットフォームでも配信することが可能です。
以上のように、LINE広告は、豊富な広告フォーマットを提供しており、広告主が商品やサービスの特徴や訴求ポイントに応じて、最適な広告形式を選択することができます。
画像引用元:LINE for Business
LINE広告のターゲティング
LINE広告のターゲティングは非常に細かく設定することができます。
そのため、広告主は自社の商品やサービスに合わせて適切なターゲット層を設定することができ、広告配信の効率化や成果の最大化につながります。
以下に、LINE広告のターゲティングの主な項目について紹介します。
・性別や年齢
性別や年齢によって、商品やサービスを必要とする層を設定することができます。
・興味関心
LINEの利用履歴を分析し、興味関心を判断することができます。そのため、広告主は商品やサービスに関連するキーワードを設定し、そのキーワードに興味関心を持つユーザーに広告を配信することができます。
・位置情報
ユーザーの現在地や居住地を基に、特定の地域に広告を配信することができます。
・デバイス
スマートフォンやタブレットなど、ユーザーが利用しているデバイスによって、広告を配信することができます。
・オーディエンス
過去に広告をクリックしたユーザーや、LINE公式アカウントを友だち登録したユーザーなど、特定のオーディエンスに対して広告を配信することができます。
・時間帯
特定の時間帯に広告を配信することができます。
広告主は、これらの項目を組み合わせて、より効果的な広告運用を行うことができます。
ただし、設定項目が多いため、適切なターゲット層を設定するためには、広告配信の成果を分析し、適宜改善を行うことが必要です。
まとめ
今回はLINE広告について解説しました。
いかがだったでしょうか。
この記事に触れて、少しでもLINE広告について知ってもらい興味を持っていただけたら幸いです。
LINE広告は、LINEの利用者に対して効果的にアプローチすることができる広告プラットフォームとして、多くの企業に利用されています。
是非この機会にLINE広告に挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
LINE広告の配信について検討されている場合は、ぜひShiftまでお気軽にお問い合わせください。
本記事の参考元・画像引用元:LINE広告公式
この記事を書いた人
Syu Chikuba