【活用事例アリ】管理画面上で競合調査ができるオークション分析とは?

検索広告には管理画面上で競合調査ができる「オークション分析」という機能が備わっております。

実はこの機能、使いこなせばかなり便利なことをご存知ですか?

オークション分析を効果的に活用することで、

・競合のリサーチ
・競争率の高いキーワードのリサーチ

はもちろんのこと

・アカウントの数値変化の要因分析
・競合を踏まえたクリエイティブの展開

なども行える非常に強力な機能です。

「オークション分析の機能があることは知ってるけど、まだ使いこなせていない・・・」という方は是非この機会にマスターしてみてください!

オークション分析の基礎知識

オークション分析とは

オークション分析とは主にリスティング広告でオークションに参加している他の広告主様と掲載結果を比較できる機能です。この機能を使えるのは、Google広告の検索、ショッピング、P-MAXのキャンペーンになります。

また、直近のアップデートでYahoo!検索広告にも「オークションインサイト」という同様の機能が実装されました。

機能の詳細情報は下記ヘルプを参考にしてください。
■Google:オークション分析レポートでパフォーマンスを比較する
■Yahoo!:オークションインサイトについて

オークション分析の確認方法

Google

①広告管理ツールで検索広告のアカウントを表示します。

②サイドメニューから「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」のいずれかをクリックします。

③オークション分析データを確認するアイテムを選択します

④チェックを入れて「オークション分析」ボタンを押します。

⑤オークション分析を表示

Yahoo!

①広告管理ツールで検索広告のアカウントを表示します。

②サイドメニューから「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」のいずれかをクリックします。

③オークションインサイトデータを確認する入稿アイテムを選択します。

④「オークションインサイトを表示」ボタンを押します。

⑤オークションインサイト画面が表示されます。

■画像引用元:オークションインサイトについて

オークション分析の活用事例

では実際に私がオークション分析を活用した事例をご紹介します。

オークション分析で得られた競合の情報を基に成果改善

私が運用している不動産売買サイトの案件では新たな訴求軸を開拓するためにオークション分析で確認できた競合のサイトにアクセスし、そこで得られた競合の情報をスプレッドシートで整理しました。(物件掲載数やエリアごとの物件数...etc)

その中で競合他社と比較して物件掲載数が約5倍と圧倒的な強みを持つことに気づき、新たなクリエイティブを展開することに繋がりました。

このようにオークション分析で得られた競合の情報を整理してクリエイティブを展開するなど応用的な使い方ができると非常に強い味方となります。

まとめ

・オークション分析は主にリスティング広告で競合の出稿状況を確認できる機能
・使いこなせば出稿している競合の情報をもとにクリエイティブの展開などの施策も実行できる非常に強力な機能

是非みなさんもご自身の案件でオークション分析を用いて成果改善できるポイントを見つけてみてください!