28歳2児のパパ営業マンの育児休業 Vol2

by 富谷 雅貴

⁡2022年10月18日、2児のパパになりました!

そして今回で2回目の育児休業(9日間)を取得しましたので、
感じたことをブログに残させていただきます。⁡⁡

1回目は「育児を手伝う」といった、⁡
そもそもの誤った育児に対するマインドを知れた⁡貴重な時間を過ごせて、
2回目は、また別の発見や学びがありました。⁡

1回目の育児休業ブログはこちら

https://shift-web.myshopify.com/blogs/blog/2032/

ワンオペ宣言


まず、今回の育児休業を経て気づいたこととして2人の子供を育てることは

「今日も子供たちを生かすことができた」⁡
⁡「よくやった自分」⁡

そうやって鼓舞しないとやっていけない。⁡
そのような感覚になりました。

そして、頑張りを認めてくれたり気にかけてくれるひと声がどれだけ大切かを感じました。


2回目の育児休業は、妻と約束して
せっかくの機会だから効率悪いなと思っても数日間は我慢して自分にやらせてほしい!
と、めざせワンオペ宣言をして9日間の育休が始まりました。


たった数日間なので、すべてを知れたわけではもちろんありませんが、
ほぼワンオペで2人の育児をひと通りやってみた感想として、
お風呂ひとつとってもかなりの工程があることに気づきました。
※特に目に見えない作業がスムーズな進行に大きな影響を与える

体を洗うだけがお風呂ではない

赤ちゃんをお風呂に入れるのは、
自分の体を洗って準備ができたら「おーーい」と呼んで
すっぽんぽんの赤ちゃんをママから渡される。
赤ちゃんの体を洗って湯船に浸かって温まると
「おーーい」とママを呼んで赤ちゃんを渡す。以上。


実はこれってママの方が動いているのですね。
※Instagramでたまに見る"イクメン"の勘違いポイントかも


子供をお風呂に入れるというのは、

お風呂に入りたいと思わせるように気持ちを誘導する


→キラーワードやお風呂のおもちゃを日々検証
 例:「大変だー!体にバイキンマンの赤ちゃんがー!よーし、お風呂の消防隊でやっつけろー!」
   といった、その気にさせる声かけ

タオル、オムツやパンツ、着替え、保湿クリーム、小児科で貰った薬を用意する×2人分


→自分の体にしたたる水はそのままで、まずは赤ちゃんの体を拭く。
 タオルに包んでから自分の体をササっと拭く。
 オムツ、保湿系、着替えを流れるようにサササッと。湿疹がひどくなっていないか確認。

その他


→脱衣室の暖房や赤ちゃんの衣類の洗濯仕分け、水分補給など細かいことを言い出すとキリないので省略


といった前後の準備も含め、お風呂に入れる

子供ふたり入れるとなると、工程のレベルが上がるわけですが、
なんとかするために「大体キレイになったらOKで、どうせすぐ汚れる。」
と自分に言い聞かせながら、今日も自分よくやった。天才かも。と自分を褒めることも大切だと感じました。
※世間一般の100点はムリ。40点でも自分が合格と思えばOK。強く生きろ我が子たち。

お弁当の学び

お絵描きしながら寝落ちした長男

仕事では人を管理したり評価したりする役割も任されているので、
企業として成長するためには、結果で評価しなければいけません。
みんな忙しくてみんな頑張っているからこそ
同じ基準で評価するためには結果で評価するべきだと考えています。

ただ、家に帰るとその考えを大きく変える必要があると思っています。
結果も大切ですが、過程も評価して支え合う必要があると。


長男が通う幼稚園は、週に一回お弁当を持参させています。
もちろん、ワンオペ宣言したからには、慣れないお弁当づくりにも挑戦しました⁡。
事前に好きなお弁当のおかずを聞いたり、自分なりに配置を考えたりして
当日早朝に冷蔵庫にあるものでお弁当づくりを開始。

時間ギリギリに完成してお弁当箱のふたを閉じようとすると、
不格好なお弁当を、妻が⁡写真を撮ってくれました。
⁡過程を評価してくれているようでうれしかったです。

育児休業期間があけると、今まで通りの日常に戻るわけですが、
夜遅く会社から帰って一日子育てを任せっきりの日でも、

「今日はみんなどうだった?⁡」

話を聞くだけでも⁡ママと未就学児の孤独な戦いではなくなるんだろうな。
と、⁡写真撮ってくれているのを見て感じました⁡。

まとめ


育児休業を取得して1回目とはまた違った学びがありました。
すべてを知れたわけではありませんが、短期間で集中して育児と向き合った経験は、
今日もボロボロになりながら頑張るママたちへの尊敬がさらに高まり、
帰宅してみんなが眠っていたりご飯が用意されていたりすることが当たり前ではなくて、
足の踏み場の無いリビングを見ても「今日もよく頑張ったね」
と妻に感謝の気持ちを伝えられることに繋がるのかなと思います。


この経験と学びは、自分や家族のためにもなりますし、
育児休業取得中に業務サポートしてくれた会社の部下やメンバー、
関わるすべての方に対しても還元していきたいと思います。

育児休業を経て⁡ちょっとだけ成長した自分、⁡よくやった。


この記事を書いた人

富谷 雅貴

愛媛県松山市出身。新卒でShiftに入社し、現在はマーケティングの戦略立案と実行を担当。